私たちは、福岡市を拠点に活動を行っている演劇ユニット、Mr.daydreamerです。20代のメンバー4名で活動しており、ほとんどのメンバーが学生時代に演劇部に入っていました。ぜひ、いま演劇に触れている(もしくは触れたいと思っている)学生のみなさんと一緒に創作を楽しむ場をもちたく、今回ワークショップを企画しました。
今回のワークショップのテーマは、「戯曲のイメージを広げてみよう」です。ひとつの戯曲でも、読み取り方は無限にあり、多様な上演が可能です。今回のワークショップでは、参加いただいた皆さんと戯曲のイメージを広げ、味わってみたいと思っています。題材として選んでいるのは、ギリシャ悲劇『アンティゴネ』です。紀元前442年ごろに書かれた作品であり、いまの私たちからは時間的な距離を感じるかもしれませんが、このワークショップを通じて手触りのあるイメージを得られたらと思っています。
演出をしたい人、俳優をしたい人、演劇初心者・経験者を問いません。Mr.daydreamerの創作やメンバーに興味がある、戯曲に興味がある、演劇部の活動とはすこし違ったことがしてみたいなど、少しでも興味があれば、ぜひご参加ください。
日程
2024/07/07 (日)
13:00〜13:30 受付
13:30〜16:30 ワークショップ
※希望者はワークショップ終了後19:00より、8月の公演『パイドン』の稽古見学が可能です。
会場
早良市民センター音楽室(〒814-0006 福岡市早良区百道2丁目2番1号)
主な対象
中高生や大学生など学生の方(もしくは該当する年齢の方)
※演劇初心者・経験者や、演出・俳優・スタッフを問いません。
※学生以外の方で参加希望の方は、対象者を優先した上でお受け付けいたします。
お申し込み
申し込みフォームに必要事項を入力ください。
※定員に達し次第締め切りますのでお早めにお申し込みください。
※未成年の方は保護者の方の同意をいただいた上でご参加ください。
講師プロフィール
上野 隆樹
1997年生まれ、26歳。柳川の伝習館高校演劇部にて演劇と出会う。
大学進学後、『SKY BLUE RIVER DANCE』(2017)を上演、それ以来多数の作品を上演。2018年の福岡学生演劇祭で大賞を受賞、2020年の第 5 回全国学生演劇祭では審査員賞受賞を果たす。
現在はMr.daydreamerの代表・演出家を務める。主にトラジディ(現代悲劇)の創作を目指し、「俳優の身体性」(身体言語としての特性)と、「空間」の調和による空間芸術としての演劇のあり方を模索しながら演出を行っている。